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ビジネスパーソンであれば必ず一度は思うこと。それは「もっと速く本が読めないものか」というもの。今まで世の中でこの問題を解決する方法は、速読やフォトリーディングというものでした。しかし、昨年あたりから「瞬読」というのが話題になっています。一体どんなもんかということで体験セミナーに参加してきました!
代表は珠算の達人
瞬読のサイトをご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、縦に長いサイトで申し込みページへの流入が頻繁に出てきます。怪しさ満点です(笑)ですので、怪しいと感じて悪いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ご安心ください、怪しくはありません。瞬読のメソッドはまだできてから2年ほどなので世間一般的にあまり知られていません。だから、Facebook広告などでたくさん告知が出ているわけなんですね。
瞬読を主催しているのは、一般社団法人瞬読協会で、代表理事は 山中恵美子さんという方です。この方、珠算の達人であり、珠算教室や学習塾を多数経営されています。珠算つまりそろばんは、上手になればなるほどイメージだけで複雑な計算を暗算できるようになるそうです。
このあたりのメソッドを読書に取り入れたのだろうと思います。
瞬読トレーニング前の読む速度
セミナーでは最初に上記したような瞬読が作り上げられた背景を伺ったあとに、今の自分の文字を読む速度を測定します。原稿用紙半分ぐらいに書いてある文章を読んだ速度をストップウォッチで計るようなやり方です。
私は参加者15名の中でたまたま1番で、37秒ですべて読み終えました。1分間に706文字だそうです。これ、結構速い方みたいですね。しかし、精読したというよりはザザザっと流し読みした感じなので、内容の理解はあまりできていませんでした。これを速度を上げつつ内容の理解も進められるのが瞬読というわけです。
文字の塊のイメージを持つ
次に行ったのは、以下のような文字の塊を一瞬だけ見せて、その言葉を声に出して話す訓練です(トレーニングはPCを使って行われます)。
これは「炊きたてのご飯」ですね。このような単語や文章が次々に出てきては声に出しての訓練を5分間続けて行います。文字がバラバラに配置されているので、右から読んでいくわけには生きません。パッと見て目に焼き付いた文字を頭の中で変換して読み上げていく作業です。これによって、「文字を塊として捉える」感覚を養っていくようです。
実際に本を使って文字の塊を捉える
次に、用意されている書籍とPCを使って、PCから出てくる一定のリズムに合わせて読んでいくわけなのですが、その読み方に特徴があります。先ほどと同じように、右上から読んでいくのではなく、一行の上半分と下半分の塊として捉えてイメージしていきます。「読む」のではなく「塊をイメージする」感覚だそうです。私はこれがちょっと苦手で、どうしても読んでしまうくせが抜けませんでした。
このようなトレーニングをトータルで1.5時間ほど繰り返し行い、トレーニング後の文字を読む速度を測定しました。
瞬読トレーニング後の読む速度
PCのアプリと実際の本を使って読む速度を測定しました。私の速度は3,330文字に上がっていました。
ただ、最初にも書いたように内容を深く理解しているのではなく、やはり流し読みしている感が否めないので、読む速度は上がってもまだ内容を深く理解している状態には程遠いと感じました。
だからではないですが、90日トレーニングコースに申し込むことにしました。1回でいきなり上がるのは普通ありません。何事にもトレーニングが必要です。渡しの場合、文字を塊で捉えてイメージすることが弱点なので、そこをきちんと鍛えることができれば、瞬読も可能になるのではないかと思います。
90日後にどうなっているかはまたこちらでご報告します!がんばります!
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