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「格安スマホ」「格安SIM」聞いたことがある方もいらっしゃると思います。ただ、「繋がりにくそう」とか「途中でやめると違約金が」とか「めんどくさい」で、二の足を踏んでる方が多いことでしょう。こちらでは、格安SIMがいかに素晴らしいかをお伝えし、多くの方に切り替えていただこうと思います。
そもそも格安SIMって何?怪しくないの?
SIMカードというのは、携帯電話の中に入っている小さいカードのことです↓。
このカードでキャリア(DocomoとかSoftBankとか)を識別しています。簡単に言うと、このカードを携帯電話大手3社(以下、大手キャリア)から別の会社のものに切り替えることを格安SIMに切り替える、と表現しています。携帯大手3社だと、どんな安いプランを使っても月額6000円以上はかかるところが、LINEモバイルでは月額300円から(2019年3月時点)利用できるなど、非常に低価格な点がメリットとなっています。
なんでこんなに安いのか?
それは、ドコモやSoftBankといった大手キャリアが持つ通信設備を借り受け、そこから利用者にサービスを提供しているため、 通信設備などを維持・サポートするための費用が発生しないからです。
大手キャリアの通信設備を借りているので、実態は大手キャリアとほぼ同じ通信品質とエリアをカバーしています。ですので、全然怪しくないんですよ。国からもちゃんと「MVNO(Mobile Virtual Network Operator ): 仮想移動体通信事業者 」として認められていますのでご安心ください。
どんな種類があるの?メリットとデメリットは?
MVNO事業者は2019年3月時点でかなりの数があって、30を超える事業者がサービスを提供しています。まずはざっくりとメリットとデメリットをご説明しますね。
メリット
- 豊富な種類があること
- 2年縛りがないこと
- 利用料金が安いこと
デメリット
- 大手キャリアより少しだけ通信品質が劣る(ことがある)
- サポート窓口がない(あっても見つかりづらい)
- キャリアのメールアドレス(docomo.ne.jpやezweb.ne.jp等)が使えなくなる
おそらく、キャリアのメールアドレスを使い続けていて、変更するのが面倒だから二の足を踏んでいる方が多いことでしょう。くわえて、Docomoショップなどの物理的な窓口や店員さんによるサポート対応が手薄というのも不安感を掻き立てる要素になっていると思います。
しかし、スマホが普及している現在、おそらくですがほとんどの人はキャリアのメールではなくGmailを使っているのではないでしょうか?(Androidのスマホであれば強制的にアドレスを登録する必要があります)。Gmailは非常に利便性が高いのでお勧めです。「メールアドレスが変わりました」と電話帳に入っている人に連絡を入れればいいだけです。最近は電話帳に入っている人に一斉メールでアドレス変更通知を送れるアプリもあるようです。
これなど → http://www.applefan2.com/26546
料金シミュレーション
たとえば、今まで大手キャリアのスマホで月額7000円ほど(端末の割賦代金込)かかっていたとしましょう。ケータイの買い替えサイクルはだいたい2年なので、2年使ったとして
7,000円×24ヶ月=168,000円
となります。
格安SIMの場合だったらどうなるかをシミュレーションしてみますね。iPhoneの手頃な機種であれば大体10万円。格安SIMの月額利用料は音声通話付きで大体2,500円ですので、ここでは2,500円で考えてみましょう。
100,000+2,500×24ヶ月=160,000円
比較してみてどうですか?ほとんど変わりませんよね?むしろ安くなります。この例ではiPhoneを使いましたが、Androidの端末ではもう少し安いものもありますから、費用削減効果はかなり大きいと言えます。
お勧めはどれ?
ここまでいいことを書き並べてきたので、どれがよいか具体的に説明しないといけませんね。かなり数が多いので、私の視点で3つに絞ってお勧めします。
IIJ mio | Y!mobile | UQ mobile | |
メインキャリア | Docomo網 | SoftBank網 | au網 |
サポート窓口 | ○(ビックカメラにあります) | なし | なし |
3GBの月額料 | 1,600円+通話料 | 1,980円+通話料 | 1,980円+通話料 |
Y!mobileやUQはテレビCMをバンバンやっていますからご存知の方もお多いと思いますが、わたしが一番オススメするのは、IIJ mio(アイアイジェイミオ)です。
IIJという会社は事業の中心が企業向けのITサービス提供で、個人向けサービスはあまり大々的に流行っていないんですね。だからCMも流さない。しかし驚くなかれ、日本で初めて商用インターネットを始めたのがこのIIJという会社なんですよ。日本のインターネットの歴史はIIJとともにあったと言っても過言ではありません。
オススメする理由は、なんといっても他社よりも安いこと。そして、サポート窓口がちゃんとビックカメラにあるということです。サポート窓口がちゃんとある格安SIM事業者はIIJぐらいです。ビックカメラに行くことがあればちょっと覗いてみてください。
切り替え時に気をつけることは?
さて、いざ切り替えよう!という気になったあなた!切り替える前に準備があります。一つ一つ説明していきますね。
MNP番号を取得しよう
3大キャリアから格安SIMに乗り換える方は、MNP番号を取得する必要があります。以下のリンクから各キャリアの該当ページに飛べますのでそちらで番号を取得してください。
フリーメールアドレス(GmailかYahoo!メール)のアドレスを作っておこう
格安SIMに切り替えたらキャリアのメールアドレスが使えなくなります。しかし、格安SIMを申し込みの際にメールアドレスが必要になりますので、事前にメールアカウントを作成しておきましょう。おすすめはGmailです。
格安SIMのSIMカードが届くまでの空白期間を確認しよう
格安SIMの多くはインターネット経由での申込みです。そのため、MNP番号を取得し、格安SIMを申し込んだら、現在使っている携帯電話が使えなくなります(しばらく時間はかかりますが)。現在の携帯電話が使えなくなってから格安SIMカードが届くまで早くて2,3日かかります。その間電話が使えなくなることは知り合いなどにはお知らせしておきましょう。
IIJであればビックカメラで手続きをしてその場でSIMカードが貰えるので空白期間はほとんどないと考えて大丈夫です。
長々と書いてきましたが、格安SIMは長い目で見てかなりの節約になることは間違いありません。私は1契約で複数のSIMを発行してもらい、1つは母親の携帯に入れて母親の携帯代も私が払うようにしています。それでも月額5000円程度です。
ぜひ格安SIMへの切り替えを検討してみてくださいね。
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