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自分で言うのもなんですが、私は本の虫です。一方で世の中には本が苦手という方もいることでしょう。ですが、VUCA時代の現代、会社だけでスキルアップをするには限界があります。自分で勉強をしてスキルを上げるしかないのです。そのために一番いいのが読書です。しかも無理なく進められる方法をお伝えします。
スキルアップに読書が良い理由
ビジネス書に限らず、小説でも漫画に至っても、本というものは「どうやって読み手を引き込むか」を考え抜いて作られています。そのため、書き手がどのように考えてこのような文章を選んだのか、あるいは、どうしてこのときにこの登場人物がこのように発言したのかなどに視点が向けば、特に深く考えず日本を読んでいるだけでも、書き手の世界観に入り込むことができます。
書き手の世界観に入り込むことは、書き手の立場で同じ目線で物事を見ること、もう少し抽象的に言うと、相手の立場に立って物事を考えることにほかなりません。つまり、読書をすることによって、さまざまな視点からものごとを考えることができるようになるのです。
書籍は、書き手の脳みそがそのまま活字になって出てきているものだから、書籍を読むことは作者の人生を体験することだ、という事を言う人もいるぐらいです。
では、相手の立場に立って物事を考えることができることがスキルアップかというと、それはスキルアップの序の口に過ぎません。
ビジネス書であれば専門の内容、小説であれば登場人物の心理描写や物語の論理展開など、相手の立場に立って考えることができることを基盤にして、その上に様々な学習コンテンツが搭載されているのです。
朝が適している理由
さて、次に朝が読書に適している理由です。これは結構シンプルな理由で、仕事が終わったあとにスキルアップのための時間を撮って読書をする体力が残っているケースはあまりないからです。
自分のスキルアップのための時間は仕事の前に30分だけでいいのでしっかり確保しましょう。もちろん、通勤電車の時間をそこにあてるのでもOKです。
私は、落ち着いてじっくり本を読みたい人なので、朝早めに家を出てカフェでコーヒーを飲みながら30分読書をしてから会社に行くようにしています。
30分の間にやること
30分だけでいいというと「本当にそれだけでいいのか?」と思われがちですが、この30分の間にやることが大事です。何故かと言うと、ただ読むだけじゃないからです。
ズバリ、書きながら読んでください。
本に直接自分の理解や解釈を書き込んでも良いですし、Kindleを使っている方ならハイライトをしてそこにメモを残すのでもOKです。とにかく、読むというインプット作業をしながら、ご自身の考えや仮説、解釈などをアウトプットする作業を同時に行うのです。ここがとても重要。
知識というものは、目や耳から脳に入れるだけでは定着しません。使ってみて初めて身につくのです。ですから、読書をしながら、その知識をその場でアウトプットすることで使うのです。それによってただ読むだけの場合とは歴然とした差がつきます。
私は、Evernoteに読書ノートというカテゴリを作り、本を読見ながら気になった箇所や大筋の要約などをどんどん書き込むようにしています。
インプットとアウトプットの交互の高速ループ。これを30分やるだけで、読んだ内容はあっという間に身につきます。
ぜひやってみてください。
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