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前回、以下の記事で一橋大学MBA(経営管理研究科)の1次試験についての記事を書きました。
こちらでは1次試験の小論文についてどのような問題が出たかについて触れさせていただきました。1次試験は無事に合格したので、今度は二次試験の内容について書いておきます。2次試験は104人に対し、合格者が47人ですから、合格率は45%です。
形式
2次試験は面接です。受験生控室と呼ばれる部屋に待機し、面接の時間10分前になると、指定されている部屋の前で待つという感じです。私は興奮して早く目が覚めてしまったので、控室一番乗りでした(笑)
形式は以下の通りです。
- 面接官:2名(おそらく教授と准教授)
- 受験生側のテーブル:あり
- お作法:ノックして入り、荷物を椅子に置くように進められるので置く。その後受験番号と名前を言うように言われるので、それに従って明るくはきはきと答える。その後座るように促されるので着席する。
やった対策
いろんなサイトを見て研究しましたが、あまりごちゃごちゃ考えるよりも、転職の時の面接と同じで、以下のポイントが一貫性と根拠をもって答えられれば問題ないだろうと考えました。
- 何をやりたいのか、そしてなぜやりたいと思うのか(ぐたいてきな体験を交えて)
- なぜMBAを志したのか?中小企業診断士で十分ではないか?
- なぜ数あるMBAの中で一橋を選んだのか?
- 社会人経験と研究したいテーマとの関連は?
- 卒業後にやりたいことは?
これらの問いに対して、今まで自分が経験したことを交えて素直に一貫性のある答えができるようにWordに打って、何を聞かれても答えられるように練習しました。
答えるポイントは
- 結論から答えること
- 数字を交えて答えること
実際に聞かれたこと
実際に聞かれた質問は以下の通りです。
- 志望動機、やりたい研究の内容、なぜMBAを志したか、卒業後にやることは
- 中小企業診断士でも経営理論の基礎は学べると思うが、なぜMBAなのか
- 業務との調整は可能か。働きながら通えるか。
感想
あっという間に終わったという印象です。本来20分の面接ですが、私の場合は17分ぐらいで終わっていました。よかったと判断されたのか、悪かったと判断されたかはわかりませんが、本日合格であることを確認しましたので、一貫して結論から根拠をもって答えたのがよかったのだろうと思います。
MBAの受験でも、結局聞かれることと答えることについては、「いかに相手が欲している解答をするか」に限るなぁと痛感しました。この内容についてはGLOBISでクリティカルシンキングを学んだことが非常に役立ったと思います。よろしければ以下の記事もご覧ください。
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コメント
突然失礼致します。
一橋MBAを検討しているもので、崔と申します。
ご丁寧に書かれている為、大変参考になります。
修士(国際文化専攻)卒業後、同じく電機メーカーで働いております。
ただ経営学の知識が全くなく、一次試験についての記事を拝見すると、
割と基礎的な経営知識がないと答えられないように感じ取りますが、
一次試験の対策について何かコメントやご意見を頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
崔さん
こんにちは、コメントくださりありがとうございます。
一時の筆記試験ですね。たしかに、経営学・・・というと抽象的すぎて具体性がないので、経営理論の基礎や、経済学の基礎あたりからの出題が多いような感覚を持ちます(過去問を見ても)。
グロービスから出ている「MBAマネジメントブック」であれば、ほとんどの範囲を網羅しているので、対策本としては良いかもしれませんね(ただしあまり深くはないですが)
また、加えて文章を読み手にとってわかりやすいように書く技術も求められると思います。理由は、採点するのも人間だからです。読みにくい解答と読みやすい解答を比べたら、読みやすい回答に高い点がつくのは明白です。
文章を書く対策は、以下の書籍がオススメなので参考に読んでみてください。
「日本語の作文技術(本多勝一)」
では、頑張ってくださいね。