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昨日夕刻に急に体温が37.5℃まで上がり、激しい頭痛と全身の倦怠感および関節の痛みに襲われました。昼過ぎまではなんともなかったのに。このご時世なのでコロナだった場合に色々対応しなければいけないので、ふらつく頭で検査を受けてきたのですが・・・驚愕の実態が明らかになったので記録しておきます。
何のためにあるかわからない問い合わせ窓口
37.5℃ぐらいであれば、微熱というレベルですが、私は平熱が35.6℃程度なので37℃まで上がるとかなり辛い状態になります。また、家族と同居しており、さらに近くに住んでよく会っている義理の姉が1型糖尿病ということもあり、急ぎ検査を受けて結果に応じた対応を取る必要がありました。
テレビでガタガタ(無駄なことばかり)騒がれていて、実際に熱が出たらどうすべきかは「保健所に相談だったっけ?」ぐらいの認識しかなかったのでひとまず「コロナ 検査 さいたま」で検索。出てきたそれらしい「新型コロナウイルス感染症に関連した相談窓口」https://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/covid19/consulting_service.html
の以下のページを見て、電話をかけてみました。
電話をかけようとした時間がすでに18:00を回っていたので、(2)の埼玉県新型コロナウイルス感染症県民サポートセンターに電話を入れました。こういう緊急時にかかってくる電話にナビダイヤル(20秒ごとに10円取られる)を利用するあたりからすでにいやらしさを感じました。
電子音声の応答があり、検査の案内は2を選択してくださいとのことだったので、2を押して窓口の人に「夕方から熱が急に出た。この時期なのでPCR検査を受けたい。ついては、検査を受けられる施設を教えてほしい」旨を伝えました。
ゴールデンウィーク中で、かつ夜間扱いの時間だったため対応できる病院が少ないであろうことは容易に想像できましたが、検査体制は拡充されているから救急でナントカならんもんかと期待し、対応をまちました。
しばらく待って調べてもらったところ、本日対応できる病院はなく、明日であれば戸田あるいは和光市(私が住んでいるところからかなり遠い)で対応できるとのこと。ここで大きな「?」が浮かびました。
私が住んでいるのは、テレビにもよく出ているPCR検査センターがある自治体にはそこそこ近い地域です。なぜその医療機関が紹介されないのかを聞いてみたところ「本センターに登録されている医療機関しか紹介できない」とのこと。そりゃそうなのはわかるのですが、なぜ、テレビにも出るような大々的なPCRセンターを解説している医療機関が、自治体の案内センターに登録されていないのか・・・。
この時点で、私は「自治体は役に立たない」ことを確信しました(知ってたけど再確認)。
たまに保健所がパンクしていると報じられますが、上記のように、案内のための医療機関の登録すらままならない状態。さらに相談員の人は症状を聞かされても医者ではないので明確な判断はできません(してはいけない)。したがって、この窓口は「よくわからないけど不安」な市民の愚痴を聞くための窓口でしかないのでしょう。
自治体に登録されている検査医療機関が少なすぎる
上記の通り、PCR検査を大々的に行っている医療機関は、自治体のデータベースには登録されていません。また、近所の医療機関は登録されていないケースがほとんどです。したがって、自治体に対して相談することは、もはや無意味です。
そのため、最初からPCR検査を救急で実施している医療機関を自力で検索するしかありません。このご時世ですから、PCR検査で大金を儲けようとしているクソ医療機関はたくさんありますので、ググれば大量の広告とともに検索結果が表示されることでしょう。
私は近くの自治体にある24時間のPCRセンターに電話をしました。
結論、自力で検査を受けに行くしかない
PCRセンターを調べたところ、遠隔診療のスマホアプリをダウンロードしてそこから予約を取れとのこと。指示に従ってアプリをダウンロードして個人情報を入力して予約を取ろうとしたところ、なぜか本日の予約が取れない。24時間じゃなかったのかよ?
頭痛もあいまって非常にイラつきながらもう一度Webサイトを見てみると、PCRセンターには予約無しで行っても問題ないとのこと。しかし、こういう記載がされていても「行ってみたら閉まってた」ということはよくあります(過去経験済み)。なので、電話を入れて電子応答になったので、言われるがままに「PCR検査に関する問い合わせ」の2をプッシュ。すると「スマホアプリから予約してください」という電子応答。ここでもうイライラマックス。
スマホアプリから予約ができないから電話で聞こうとしたら、スマホアプリから予約しろと言われる。このままでは無限ループです。もう一度電話して、今度は何でもいいので担当者につながるように1をおして、ようやく繋がりました。幸いなことに、直接行ってもOKとのことだったので、意識が朦朧とする中で車を飛ばしてなんとかPCR検査を受けることができました。
- 自治体の問い合わせ窓口は役に立たない
- 近隣にPCRセンターがない場合、夜間に発熱をしたら終わる
- 医療機関の問い合わせ窓口もなんだかんだ脆弱
ということがよくわかりました。政府、中央省庁、自治体は信じてはいけません。
追伸:PCR検査の結果は陰性でした。熱もすぐに下がったので、一時的な風だったのだろうと思います。
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