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先日、一橋MBA(HUB)1年生の第一回講義、財務会計を受けてきました。財務というと数字を扱うので苦手意識を持つ方が多いのですが、一度理解してしまえばここまで論理的でわかりやすい科目はありません。なおかつ、HUBの財務会計はかなりレベルを落としてあるので安心して受講できますよ。
1回目からいきなり実力確認テスト
合格が決まった際に同梱されてきた書類に、入学前に呼んでおくように指定されていた書籍がいくつかありました。その中に、簿記3級のテキストも含まれていました。そして、財務会計では全員のレベル感を見るために簿記3級レベルの実力テストを行うと書いてありました。
が、私は先日簿記2級を受けたばかり。当然大丈夫だろうと思いゼロ勉で望みましたよ、マジでガチで。結果はまだ返ってきていませんが、8割ぐらいは取れただろうなぁという印象です。なぜなら、簿記3級の試験より遥かに簡単だったからです。
ただし、財務会計において簿記ができるかできないかは補助的な要因に過ぎません。もちろん、簿記3級の内容が理解できていればかなり深いところまで理解ができるでしょう。しかし論点はそこだけではありません。企業がどのような手段で資金調達をして、事業運営をどのように行ってどのように利益を上げていくかの一連の流れを「鳥の目」で見る必要があるのです。
財務会計を学ぶ意義の再確認
先にも申し上げたとおり、財務会計を学ぶ意義は簿記ができることではありません。企業がどのように資金調達をし、どのように事業運営を行い、そしてどのように利益を上げていくか。さらに、その一連の営みが競合他社とどのように違っていて、どこに優位性があるのか。財務の流れを理解できるとさまざまなことが理解できます。ビジネスを見る世界が変わると言っても過言ではないでしょう。
戦略上の観点から見ると、競合他社と比べたときの差別化要素をどのように作り出すか、価格戦略をどのように立てていくかについても財務の知識が必要いなってきます。
つまり、財務会計は経営を学ぶ上での基盤になるんですね。
参考図書は超でかい!
講義にあたって参考図書が指定されました。が、とにかくでかい!笑
500ページ近くあり、20年近く改版し続けられている名著です。会計の基礎ができたのは14世紀頃と言われています。そこから現在まで大きな変化を遂げることなく進んできた会計学ですが、特に近年はIFRS対応や企業の不祥事など、さまざまな財務会計的な出来事が起こっています。
この書籍は改版されるごとに新しいケースが追加されているので、そのケースを読むだけでも大変楽しみです。
まだ始まったばかりの大学院生活。精一杯楽しんで学び身につけようと思います。
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